離乳食に何を食べさせたらいいのかって悩むこところですよね。
「果物」を離乳食に取り入れているママも多いと思いますが、その中でスイカも候補に挙がっていませんか。
柔らかくて甘く、食べやすいスイカは離乳食にも最適です。
ですが、スイカを生で、そのまま赤ちゃんに食べさせるのはいつからいいのかって考えることもあるはず。
実はスイカは離乳食初期から与えてもいい食材なんですね。
本文では、その詳しい解説と注意ポイント、食べ方やレシピの紹介などもお伝えします。
参考にしていただけると嬉しいです^^
離乳食にスイカの生を食べさせるのはいつからOK?
スイカは離乳食初期(生後5~6ヶ月)から赤ちゃんに与えることができます。
赤ちゃんの消化能力や食材への反応に注意しながら食べさせましょう。
スイカは水分が多く消化しやすい果物ですが、離乳食として初めて与える場合は慎重に進めることが大切です。
大体生後8ヶ月以降になると、赤ちゃんの消化器官が十分に発達してくる時期なので、果物の消化も容易になるといわれています。
より安心できますね。
しかし、初めて与える際には必ず少量から始め、アレルギー反応や消化不良の兆候がないか注意深く観察してください。
また、スイカは甘みが強いため、赤ちゃんが他の食材を食べなくなる可能性もあるので、バランスを考えて与えることが重要です。
離乳食にスイカを食べさせる際の注意ポイント
スイカを離乳食に取り入れる際には、いくつかの注意点があります。
- 必ずスイカの種を取り除き果肉だけを使う
- 少量ずつ与える
- 新しい他の食材と同時に与えない
- 食べさせ方を工夫する
それぞれについて解説しますね。
必ずスイカの種を取り除き果肉だけを使う
まず、スイカの種は必ず取り除くこと。
種を飲み込むと窒息の危険があるため、細心の注意を払いましょう。
硬いスイカの皮は取り除き、果肉部分だけを使ってください。
皮に近い部分も避けるのが安全です。
スイカは少量ずつ与える
スイカは非常に水分が多いため一度に大量に与えると、赤ちゃんのお腹が緩くなったり下痢をしたりすることがあります。
少量ずつ与え、赤ちゃんの様子を見ながら量を調整することが重要です。
食べさせる量の目安としては赤ちゃんの月齢や食事の進み具合によって違いますが、初めて与える時はほんの一口から始めましょう。
赤ちゃんの反応を観察しながら、徐々に量を増やしてください。
初めてスイカを食べる時には新しい他の食材と同時に与えない
初めてスイカを与える際は他の新しい食材と同時に与えないことが大切。
アレルギー反応が出た場合に、原因を特定しやすくするためですね。
食べさせ方を工夫する
スイカは水分が多いため、そのままでは赤ちゃんが食べにくい可能性があります。
離乳食初期は果汁を絞ってとろみをつけたり、ミルクと混ぜるのがおすすめです。
離乳食中期以降は、小さく切ったスイカを与えることができます。
初期・中期・後期の離乳食の与え方は?
初期、中期、後期においての離乳食の食べさせ方を解説しますね。
離乳食初期のスイカの食べさせ方
離乳食初期(5~6ヶ月)は、生のスイカの果汁を絞ってとろみをつけたものから始めましょう。
スイカは甘みが強く水分も多いため、消化器官が未発達な赤ちゃんには負担がかかることがあります。
固さや大きさに気をつけ、赤ちゃんの咀嚼力に合わせて調整することが大切です。
離乳食中期のスイカの食べさせ方
離乳食中期(7~8ヶ月)は、生のスイカをすりおろしたり、小さく切ったものを与えることができます。
離乳食中期になると、徐々に食材のバリエーションが増えてくるんですね。
とろみをつけたり、ミルクと混ぜるなどして食べやすくすると良いでしょう。。
離乳食後期のスイカの食べさせ方
離乳食後期(9ヶ月~1歳)は、スイカの生の小さな切り身を与えることができます。
目安としては、一口サイズのスイカを2~3個程でも大丈夫です。
離乳食としてのスイカの食べさせ方
スイカを離乳食として食べさせるためには、基本的には以下のように形状を変えるのがベストです。
- すりつぶして:すりつぶしてペースト状にする
- フォークでつぶし:フォークでつぶして小さな塊にする
- スティック状に切る:スティックじょうに切って手づかみでつかめるようにする
また、ヨーグルトと混ぜて与えるのも良いですね^^
ヨーグルトの酸味とスイカの甘みが合わさり、赤ちゃんも喜んで食べるかも。
10ヶ月以降になると、赤ちゃんの消化能力もさらに向上しているため、少し量を増やしても大丈夫です。
おやつとして少量のスイカを与えるのも○
赤ちゃんの喜ぶ顔を見ながら、様子を見つつあげてください^^
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スイカの離乳食の調理方法&レシピ
スイカの離乳食は簡単に作ることができますよ。
まずは皮を剥いて種を取り除き、小さく切ります。
そこにミルクやとろみ剤を加えて混ぜ合わせれば完成です。
- レンジ:加熱して冷ましてから与えるのもおすすめ
- スイカピューレ:カットした果肉をミキサーやブレンダーにかけて滑らかにする
- ヨーグルトと混ぜる:ピューレにしたスイカとプレーンヨーグルトを合わせる
- スムージー:カットしたスイカを冷凍しミキサーやブレンダーで撹拌
これらのレシピは、簡単で手間がかからないのでおすすめです^^
スイカを使った簡単離乳食レシピはこちら!
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離乳食で食べさせてはいけない果物はある?
基本的に、全ての果物を離乳食として食べさせることはできます。
それでも、以下のような種類は注意が必要です。
- イチゴ:アレルギー反応が他の果物に比べて比較的起こりやすい
- キウイ:舌や口の周囲にピリピリとした刺激を与えるアクチンという成分を含んでいるため、加熱してから与えるのが良い
- 柑橘類:酸味が強く、胃腸を刺激する可能性がある
イチゴやキウイフルーツはアレルギーのリスクがあるため、少量から始めるのが大切。
そして柑橘類は酸が強いため、赤ちゃんの未発達な消化器官に負担がかかることがあるんですね。
また、加工食品や砂糖が多く含まれる果物の缶詰は避けるべきです。
自然な状態の果物を選び、赤ちゃんの健康を第一に考えた離乳食を提供しましょう。
離乳食にスイカの生を食べさせるのはいつからOK?食べ方やレシピを紹介! まとめ
離乳食にスイカの生をそのまま食べさせるのはいつからいいのか、その際の注意ポイントや月齢ごとの与え方、参考になるレシピをお伝えしました。
スイカは離乳食初期(生後5~6ヶ月)から赤ちゃんに与えることができます。
離乳食初期から与えることができる果物の1つなんですね。
水分が多いため、食べ過ぎには注意が必要ですが、適量であれば安心して与えることが可能。
スイカはそのまま食べるだけでなく、ピューレやヨーグルト、スムージーなど食べやすい形態にアレンジにするのも○
離乳食の進行に合わせて、スイカの食べ方を変えていくことが必要ですね。
アレルギー反応には十分注意しながら、赤ちゃんの成長に合わせて、スイカを上手に取り入れていってください。
赤ちゃんにもスイカの美味しさを楽しんでもらえたらいいですね^^